甲状腺癌のサイトです



甲状腺がんの原因・症状・ステージ(病期)や予後、
検査法・治療法、手術費用などの情報を
分かりやすく、そして詳しく解説しています。

喉につっかえる感じがある・・・
声がかすれている・・・

少しでも当てはまる症状などを見つけたら、
早急に病院へ受診しに行くことをオススメします。



原因

甲状腺癌の原因は、残念ながらはっきりと解明されていませんが、
遺伝子の異常や放射能の被爆、放射線照射などが影響しているのではないか、と言われています。

遺伝子の異常が影響している為に、家族の中に甲状腺の病気を持っている方がいれば、
甲状腺癌の発症リスクが上がるとも言われています。

主に40代以降の女性に多く見られる甲状腺癌ですが、高齢者や子供などどの年代でも発症します。


⇒原因

ステージ(病期)

・I期
癌が甲状腺以外のほかの部位に広がってはいない段階です。

・II期
骨・肺など他の部位に癌が広がっている段階です。


⇒ステージ(病期)

症状

・首にしこりができた
・食べものを飲み込みづらい
・のどに圧迫感がある
・咳が出る
・声が出づらい、声がかすれる

甲状腺癌は分化癌と未分化癌に類別されます。
日本人に多いのは、進行の遅い分化癌ですが、少ない頻度で未分化癌が発見されることもあります。

分化癌は、何らかの検査を行った際に発見されることの多い病気で、あまり重い症状はありません。
しかし未分化癌を発症していると、息苦しさや痛みなどの様々な症状を伴います。

甲状腺癌が疑われた場合には、
触診、CT検査、超音波検査、穿刺吸引細胞診、MRI検査、甲状腺シンチグラフィなどの検査が行われます。


⇒症状

検査法

・触診、身体所見、既往歴の確認
全身の状態や過去の病歴などをチェックします。

・喉頭鏡検査
甲状腺癌は声帯を圧迫している場合がありますので、咽頭鏡を用いて喉を調べます。

・血中ホルモン検査

血液中に放出されるホルモンを調べる検査です。

・血液化学的検査

血液中のカルシウムの量を調べる検査です。

・放射性ヨウ素スキャン

癌細胞が活発に分裂している部位を発見する為の検査です。

・超音波検査

癌の大きさなどを確認できます。

・CT検査(コンピュータ体軸断層撮影法)

体内の組織や臓器の情報を細かく知ることができます。

・PETスキャン

悪性腫瘍細胞を見つける為の検査です。

・穿刺吸引細胞診

細い針で組織を採取して癌細胞の有無を調べます。

・MRI検査(核磁気共鳴画像法(NMRI)

コンピューターや磁石を用いた検査法で、体内の詳しい情報を得ることができます。


これらの検査を状況に応じて医師が行い、甲状腺癌の病期などを確認して治療法を決定します。


⇒検査法

治療法

・葉切除術
甲状腺がある部位を摘出します。

・リンパ節郭清術

頸部リンパ節を摘出します。(癌に侵されている部分)

・甲状腺亜全摘術

甲状腺のほとんどを摘出します。


⇒治療法

治療費・手術費用

甲状腺癌にかかる治療費は、だいたい16万円〜20万円です。(手術・入院費用も含む)

ただし、合併症が起きたり病気の種類によっては金額が多少前後することもあるようです。

しかし、高額医療費制度やご自身が加入している保険により
実際に支払う費用はかなり低いものになります。


⇒治療費・手術費用

予後(生存率)と再発

◆StageT
・5年生存率・・・100%
・10年生存率・・・97%
・20年生存率・・・85%

◆StageU

・5年生存率・・・91%
・10年生存率・・・79%
・20年生存率・・・43%

◆StageV

・5年生存率・・・83%
・10年生存率・・・70%
・20年生存率・・・55%

◆StageW

・5年生存率・・・30%
・10年生存率・・・12%
・20年生存率・・・0%


ただし、上記は分化癌の予後であり、進行の早い未分化癌の場合はこれに当てはまりません。

未分化癌は、癌の中でも進行が早く、
発症してからは数ヶ月の余命期間しかないほどの恐ろしい病気です。


⇒予後(生存率)と再発

転移(肺転移・リンパ節転移)について

リンパ節にはあまり転移が見られません。
濾胞癌の場合は、甲状腺から遠い臓器に転移しやすいと言われています。

(※リンパ節に転移しやすいという意見もあります)
(※高齢者の場合は肝臓や脳に転移することもあります)


⇒転移(肺転移・リンパ節転移)について

名医を探すには?

甲状腺癌の治療法は実に様々で、
高濃度ビタミンCを使った癌治療や、臨床試験中の治療法・化学療法・手術療法
甲状腺ホルモン療法・放射性ヨウ素療法を含む放射線療法などがあります。

これらを組み合わせたり、状況によって治療法を変えたりするなどして甲状腺癌を治療していく訳です。

・技術力がある
・実績が豊富である
・癌に対する知識が豊富で柔軟である


これらに該当する医師に治療をしてもらうと、
同じ治療法を行うのでも結果が変わってくるのかもしれません。

しかし、「名医」を探すにはどうすればいいのでしょうか?
素晴らしいHPを持っていたり、由緒正しい病院であったりいろんな病院はありますが、
わたしたちには名医であるかどうかはそれだけでは判断できません。

名医を探している間に症状が進行してしまうこともあります。

結論として、評判のいい病院をいくつか受診してご自身の目と耳で確かめるしかないんですね。

治療を進めていく中で、
他の医師の治療を受けてみたいと思えば病院を変えてみるなどするしかないんです。

目的は「病期を根治させること」であって、「名医を探すこと」ではありません。
癌は早期治療が最重要事項です。


⇒名医を探すには?

その他、甲状腺の病気

甲状腺というのは、のどぼとけのすぐ下にある器官についている腺組織のことです。
ここに何らかの異常が起きると、以下のような病気を発症することがあります。

◆腺腫様甲状腺腫
良性のしこりです。
甲状腺疾患の中で最も多く見られる疾患で、超音波検査で発見することができます。

◆バセドウ病

若い女性に多く見られる病気です。
治療法として、薬物療法・放射性ヨード治療・手術が挙げられます。


上記が甲状腺に関する病気でよく見られる疾患です。
この他にも以下のような甲状腺疾患があります。

◆機能性甲状腺結節
◆甲状腺機能低下症
◆単純性甲状腺腫
◆妊娠時一過性甲状腺機能亢進症
◆無痛性甲状腺炎
◆甲状舌管嚢胞(正中頸嚢胞
◆亜急性甲状腺炎
◆甲状腺クリーゼ
◆急性甲状腺炎
◆異所性甲状腺腫
◆慢性甲状腺炎

甲状腺の働きが過剰になっても、低下しても甲状腺に異常が出ます。
「腫れ」や「しこり」ですね。
ほとんどは心配のない病気です。不安によるストレスが病状を悪化させることもありますから、
早めに病院を受診してくださいね。


⇒その他、甲状腺の病気



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